パニック症と不安症への精神力動的心理療法
出版社名 | 金剛出版 |
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出版年月 | 2015年12月 |
ISBNコード |
978-4-7724-1431-9
(4-7724-1431-2) |
税込価格 | 4,620円 |
頁数・縦 | 276P 22cm |
商品内容
要旨 |
本書で紹介するパニック焦点型力動的心理療法(PFPP)は、不安症に対する単一の治療法としての有効性が実証された、精神分析的基礎をもつ初めての心理療法である。PFPPは精神分析的概念を採用し、その実践に活用してはいるが、専門化した精神分析療法とは一線を画している。つまり、PFPPは精神分析的な訓練を受けなくても、より簡便なトレーニングを受けることによって実戦可能になるということである。本書ではパニック焦点型力動的心理療法の重要性から、治療法、さらにはこの治療法が適用可能な領域まで論旨を拡げていく。 |
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目次 |
1 理論的背景(基本的な精神力動的概念 |
おすすめコメント
本書で紹介するパニック焦点型力動的心理療法は、不安症に対する単一の治療法としての有効性が実証された、精神分析的基礎をもつ初めての心理療法である。不安症患者は薬物療法よりも心理療法を好む傾向が強い。その多くは、出産適齢期の女性であるため、精神薬理的介入への不安が付随していることが挙げられる。本書ではパニック焦点型力動的心理療法の重要性から、治療法、さらにはこの治療法が適用可能な領域まで論旨を拡げていく。