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韓国・独裁のための時代 朴正煕「維新」が今よみがえる

出版社名 彩流社
出版年月 2015年12月
ISBNコード 978-4-7791-2149-4
4-7791-2149-3
税込価格 3,080円
頁数・縦 293P 19cm

商品内容

要旨

韓国社会の大惨事は、なぜいまだに起き続けるのか。朴正煕「維新時代」を生きて抵抗した著名な歴史家による、娘・朴槿恵大統領の韓国“現在史”の本質を理解する政治ガイドブック。

目次

第1章 憲法の上に立つ人(維新前夜、1971年の大韓民国
朴正煕と日本―維新の精神的なルーツ ほか)
第2章 タブー、抵抗、傷心(タブーの時代と「青年文化」
女工哀史 ほか)
第3章 維新の社会史(祖国「軍隊化」の陰
ベトナム派兵が残したもの ほか)
第4章 維新体制の崩壊(10・26の序曲、YH事件
釜馬抗争、火の手が上がる ほか)

著者紹介

韓 洪九 (ハン ホング)  
韓国現代史学者。1959年、ソウルで生まれた。ソウル大学国史学科、同大学院を卒業し、アメリカワシントン大学で博士学位を取得した。現在、聖公会大学教養学部教授、平和博物館常任理事として活動している。国家情報院過去事件真実究明に関した発展委員会(国情院過去史委員会)の民間委員を務めた
李 泳采 (イ ヨンチェ)  
1971年韓国生まれ、1998年来日。東京大学大学院法学研究科研究生、慶應義塾大学大学院修了。専門は日韓・日朝関係。早稲田大学、慶應義塾大学客員研究員、現在恵泉女学園大学国際社会学科准教授。韓国映画や映像を通して韓国の現代史を語る市民講座の講師、新聞・雑誌のコラムニスト、日韓市民交流のコーディネートとしても活躍している
佐相 洋子 (サソウ ヨウコ)  
東京都生まれ。慶應義塾大学文学部史学科卒業。横浜市立学校に教諭として勤務。退職後、韓国の梨花女子大学言語教育院に留学し、韓国語を学ぶ。韓国現代史や社会分野の翻訳をしながら、日韓交流の市民団体の活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)