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イギリス風殺人事件の愉しみ方

出版社名 NTT出版
出版年月 2015年12月
ISBNコード 978-4-7571-4329-6
4-7571-4329-X
税込価格 3,960円
頁数・縦 300P 図版16P 22cm

商品内容

要旨

なぜ人は犯罪事件に夢中になってしまうのか?死刑囚の公開処刑や殺人現場ツアー。イギリス国民は、身の毛のよだつ事件の数々に戦慄しながらも大いに愉しんできた。未解決の大事件から探偵小説の栄枯盛衰まで。

目次

第1部 殺人の愉しみ方(趣味としての殺人
ラトクリフ街道殺人事件
夜警 ほか)
第2部 探偵、登場す(ミドルクラスの殺人者と医師
良き妻
探偵登場―ロード・ヒル・ハウス殺人事件 ほか)
第3部 黄金時代(大戦間の時代
アガサ・クリスティ
ドロシー・L.セイヤーズ ほか)

おすすめコメント

古今東西、残酷な殺人事件や処刑に興味を引かれるのはなぜか? 特にイギリス人はその傾向が強い。ヴィクトリア朝から現代に至る殺人事件や犯人像を紹介しながら、一般読者の反応、小説、映画などの想像世界の豊饒さが生み出されてくる過程をつぶさに検討していく。好評『暮らしのイギリス史』の著者が放つ、異色の文化史第二弾!

著者紹介

ワースリー,ルーシー (ワースリー,ルーシー)   Worsley,Lucy
ロンドン塔、ケンジントン宮殿、ハンプトン・コート宮殿など、主要な王宮を監督管理するヒストリック・ロイヤル・パレスの主席学芸員、歴史家。数多くの歴史教養番組を監修・主演し、もっとも声望にとむパーソナリティでもある。オックスフォード大学で歴史学を専攻し、サセックス大学より博士号(美術史)を授与される
中島 俊郎 (ナカジマ トシロウ)  
甲南大学文学部教授。専門は英文学
玉井 史絵 (タマイ フミエ)  
同志社大学グローバル・コミュニケーション学部教授。専門は英文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)