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神々と精霊の国 西シベリアの民俗と芸能

出版社名 国書刊行会
出版年月 2015年12月
ISBNコード 978-4-336-05951-2
4-336-05951-9
税込価格 3,960円
頁数・縦 362P 22cm

商品内容

要旨

西シベリアと日本をつなぐタイガの道。アジアとヨーロッパを分かつウラル山地の東側、オビ川流域に暮らすハンテ族とマンシ族。「熊祭り」「口承文芸」「狩猟」などの多角的な視点から、神々と精霊の住まう国に暮らす人々の精神文化と日本とのつながりを明らかにする画期的論考集。

目次

第1部 熊祭りと芸能(熊祭り
ハンサ族の熊祭りの歌・寸劇・踊り
熊の歌(語り)と熊祭りの神観念の原初性
殺伐な儀礼からの獅子舞考
暴れ牛と神さびる熊―牛殺しと熊殺しの違い
ユーラシアに広がる神懸かり的な旋回舞踊)
第2部 伝統的世界観と口承文芸(神々と精霊の国
祖霊崇拝
昔話
怪異譚―タイガと湖沼に棲む精霊たち)
第3部 狩猟漁撈(トナカイ放牧基地・ストーイビシェの生活
狩猟・採集・移動の技術
シベリアへとつながる漁撈技術)

出版社・メーカーコメント

遠く離れた極寒の地シベリアと日本をつなぐタイガの道。アジアとヨーロッパを分かつウラル山地の東側、オビ川流域に暮らすハンテ族、マンシ族の「熊祭り」、「口承文芸」、「狩猟漁撈」などの現地調査により、西シベリアに暮らす人々の精神文化と日本とのつながりを明らかにする画期的論考集。

著者紹介

星野 紘 (ホシノ ヒロシ)  
1940年新潟県生まれ。京都大学文学部卒業。現在、独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所名誉研究員、独立行政法人日本芸術文化振興会プログラムディレクター。専攻、民俗芸能・民俗音楽・民俗学・中国民間文芸
齋藤 君子 (サイトウ キミコ)  
1944年岐阜県生まれ。上智大学外国語学部卒業
赤羽 正春 (アカバ マサハル)  
1952年長野県生まれ。明治大学卒業。明治学院大学大学院修了。文学博士。専攻、民俗学・考古学・文化史。シベリアと日本の文化史研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)