戊辰内乱期の社会 佐幕と勤王のあいだ
出版社名 | 思文閣出版 |
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出版年月 | 2015年12月 |
ISBNコード |
978-4-7842-1829-5
(4-7842-1829-7) |
税込価格 | 8,250円 |
頁数・縦 | 309,11P 22cm |
商品内容
要旨 |
鳥羽・伏見の戦いで幕を開けた戊辰内乱は、否応なく当時の社会全体を巻き込み、あらゆる身分の人びとに日和見を許さなかった。内乱の当事者たちはそれぞれの正当性を喧伝し、彼らの支配を受けることになる人びとは、時代が佐幕から勤王へと移りかわるなかで立場を表明することを迫られた。みずからの拠るべき正当性を探し求める者、保身のために立場を翻す者、混乱に乗じて地位の上昇を図る者―、新出史料を活用しながらさまざまな思惑が交錯する内乱期の社会像を描出する。 |
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目次 |
第1部 「官軍」の正当性(「官軍」と王権の表象 |