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自由の普遍的保障と哲学的刑法理論

出版社名 成文堂
出版年月 2016年1月
ISBNコード 978-4-7923-5169-4
4-7923-5169-3
税込価格 6,600円
頁数・縦 266P 22cm

商品内容

目次

第1部 刑法学における応報刑論のルネサンス(ドイツ刑法学におけるカント主義の再評価
ドイツにおける規範的な応報刑論の展開
カント刑罰論における「予防」と「応報」―ヴォルフ学派のカント主義的な応報刑論に基づく一考察
刑罰の目的とその現実性―自由の普遍的保障との関係)
第2部 自由の普遍的保障と刑法における不法概念(刑法上の不法概念の法哲学的基礎づけ
正当防衛の基本原理
救助のための拷問の刑法上の正当化―ドイツの議論を中心に
保安監置制度の正当化―法的強制としての自由の剥奪?)
付録 フォイエルバッハの刑罰論が示唆するもの―Lu´is Greco,Lebendiges und Totes in Feuerbachs Straftheorie,2009の紹介

出版社・メーカーコメント

内容:ドイツ刑法学におけるカント主義の再評価. ドイツにおける規範的な応報刑論の展開. カント刑罰論における「予防」と「応報」. 刑罰の目的とその現実性. 刑法上の不法概念の法哲学的基礎づけ. 正当防衛の基本原理. 救助のための拷問の刑法上の正当化. 保安監置制度の正当化. フォイエルバッハの刑罰論が示唆するもの

著者紹介

飯島 暢 (イイジマ ミツル)  
1971年東京都生まれ。1994年慶應義塾大学法学部卒業。2004年慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。法学博士号(Dr.iur.)取得(ドイツ・トリアー大学)。香川大学法学部助教授・准教授を経て、2010年関西大学法学部准教授。2011年関西大学法学部教授(現在に至る)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)