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コミュニティメディアの新展開 東日本大震災で果たした役割をめぐって

出版社名 学文社
出版年月 2016年1月
ISBNコード 978-4-7620-2585-3
4-7620-2585-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 206P 19cm

商品内容

目次

第1章 震災前のコミュニティメディアをめぐる状況
第2章 被災地で発行された紙媒体
第3章 ネットによる被災地からの情報発信
第4章 被災地でのラジオ放送
第5章 被災地のCATV、エリア放送
第6章 被災地の外から「3.11」を伝えた市民メディア
第7章 震災後の被災地における情報発信と今後の展開

出版社・メーカーコメント

大手マスメディア以外の地域コミュニティに依拠した地域メディア、ネットでつながった機能(テーマ)型コミュニティに依拠した市民メディアの双方を合わせたコミュニティメディアについて、特に「3.11」以前の数年前の状況を中心に整理する。それを踏まえ、「3.11」以降、東北3県の沿岸部の被災地を中心とした各地域コミュニティで情報を伝えた地域メディア、及び被災地と様々な形でつながりを持った市民が被災地の内外に被災地の情報を伝えた市民メディアについて、メディアのカテゴリーごとにそれぞれが担った役割を、具体的な事例をもとに見ていく。コミュニティメディアによる被災地の情報発信活動の抱える課題や新たな仕組みづくり等に向けた展開と、今後、大規模災害に直面する可能性のある地域で、新たな防災情報システム構築に向けて、「3.11」後のコミュニティメディアの取り組みの経験を、どのように活かすことが出来るのかについて考えたい。

著者紹介

松本 恭幸 (マツモト ヤスユキ)  
早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。現在、武蔵大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)