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中国鎮魂演劇研究

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2016年1月
ISBNコード 978-4-13-086049-9
4-13-086049-6
税込価格 33,000円
頁数・縦 836,33P 22cm

商品内容

目次

中国演劇史における鎮魂演劇の地位
目連戯原本の探求―〓(びん)本
江南目連戯テキストの系統分化―古本・準古本・京本
郷村古層目連戯―古本1‐〓(かん)本
郷村古層目連戯―古本2‐徽本
郷村系新層目連戯―準古本1‐池本
郷村新層目連戯―準古本2‐呉本
郷村新層目連戯―準古本3‐浙本
宗族目連戯―京本1‐鄭本
宗族目連戯の継受―京本2‐湘本・川本
市場地目連戯の展開―連台本の加演
目連戯の伝播と劇場演出―折子戯
中国鎮魂演劇の体系

出版社・メーカーコメント

中国農村社会から広まった鎮魂祭祀のための演劇である「目連戯」に注目し,歴史的・地理的関連からその成立と展開を詳細に分析する.中国全土で12世紀以降,変遷しながら現在に伝承され伝播してきたテキストや上演記録を,長年にわたるフィールドワークによって収拾して体系化した一連の中国演劇史研究の集大成.写真430点. §鎮魂祭祀のための演劇「目連戯」の成立と展開を、長年にわたるフィールドワークから収拾・体系化した碩学による研究の集大成。

著者紹介

田仲 一成 (タナカ イッセイ)  
1932年東京に生まれる。1955年東京大学法学部卒業。1962年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。1981年東京大学東洋文化研究所教授。1983年文学博士(東京大学)。1993年東京大学名誉教授。2000年日本学士院会員。現在、公益財団法人東洋文庫研究員、中国演劇史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)