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廣瀬淡窓

出版社名 思文閣出版
出版年月 2016年1月
ISBNコード 978-4-7842-1817-2
4-7842-1817-3
税込価格 2,750円
頁数・縦 310P 19cm

商品内容

要旨

江戸時代後期、豊後日田に生まれ活躍した儒学者・教育者・漢詩人、廣瀬淡窓(一七八二〜一八五六)の評伝。従来の評伝が淡窓の著作に傾注して叙述されてきたのに対して、本書では、淡窓の日記や自叙伝、著書をはじめ、書簡や漢詩、周辺史料などから淡窓の生涯を再検討し、新たな淡窓像を構築する。とくに漢詩を多くとりあげ、その背景についても解説。著述と出版についても、最新の調査をふまえて詳細に検討する。

目次

序章 淡窓を生んだ故郷日田(淡窓が生まれ育った地理的・文化的環境
淡窓を生んだ廣瀬家)
第1章 教育者としての歩み(生い立ち
遊学 ほか)
第2章 淡窓の漢詩を読む(初編(彦山
隈川雑咏其二 ほか)
2編(孝弟烈女詩
宿緑芋村荘。賦贈君鳳 ほか))
第3章 淡窓の著作と出版(著作について
出版までの道のり―『遠思楼詩鈔』初編を中心に ほか)
終章 咸宜園教育の広がり(淡窓の名声の広がり
咸宜園での学びの広がり ほか)

著者紹介

高橋 昌彦 (タカハシ マサヒコ)  
昭和35年、山形県生まれ。九州大学大学院文学研究科博士後期課程中退、修士(文学)。日本近世文学専攻。現在福岡大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)