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雑談の美学 言語研究からの再考

出版社名 ひつじ書房
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-89476-786-7
4-89476-786-4
税込価格 3,080円
頁数・縦 320P 21cm

商品内容

目次

第1部 制度的場面での雑談―公の場でのその役割(法コンテクストの雑談―模擬裁判員裁判での評議における談話の分析
「雑談的」スピーチと「非雑談的スピーチ」―小泉純一郎と尾崎行雄
まちづくりの話し合いを支える雑談)
第2部 マルチモダリティと雑談―○○しながらしゃべる(鮨屋のサービス文化と雑談
手話雑談におけることばと身体とマルチアクティビティ
アフリカ狩猟採集民グイのよもやま話―言語人類学の視点から)
第3部 関係性構築のための雑談―親しさと繋がりをつくる(評価の対立による対人関係の構築―友人同士の雑談の分析
留学生との雑談―第二言語話者との会話における非対称性の克服を目指して
チャットにおける多者間雑談と二者間雑談―日独比較の観点から
雑談のビジュアルコミュニケーション―LINEチャットの分析を通して)
第4部 ジャンルとしての雑談―コンビニ店員との会話から噂話・陰口まで(異文化間対話における雑談の美学―rapport(対人構築的)‐report(情報伝達的)機能連続性仮説の立場から
スモールトークとバンパースティッカー―公共の場におけることばの感性的快をめぐって
雑談とゴシップを超えて―規範と逸脱から考える)