放送禁止
角川ホラー文庫 Hな6−1
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2016年3月 |
ISBNコード |
978-4-04-102819-3
(4-04-102819-1) |
税込価格 | 616円 |
頁数・縦 | 200P 15cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
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- 福文堂書店本店 (愛知県名古屋市中区)
この本は以前にテレビ・映画で放送・上映された「放送禁止」シリーズの作品を
3つほど文章に構成したものです。
わけあって放送されることなくテレビ局の倉庫に埋もれてしまったテープ。
そこにはいったい何が映っているのか、、、。
大家族の日常、ストーカーに悩む女性、自殺志願者が共同生活する村、、
こういうドキュメンタリー番組って誰でも目にしたことありますよね。
ある種見慣れた光景でありながら、映像が終わったときに残る違和感と恐怖、、、。
実際のテレビ番組の撮影現場でもこういうことってあるのかしら、、、と思わされます。
登場人物の名前のアナグラムや、ちょっとした記述に謎やヒントが山盛り。
ただ読むだけでなく、自分で謎解きを楽しめるのがこの本の魅力です。
体験型!って感じがします。
ネットでいろんな人の意見を読んで感心したりと、そういうところも含めて楽しめる本です。(2017年11月15日)
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商品内容
要旨 |
不幸な出来事の続く大家族のドキュメンタリー。ストーカー被害に遭っている女性への密着ルポ。自殺を思い止まらせる癒しの集団での体験取材。放送する予定で制作されたものの、諸般の事情から“お蔵入り”となった番組のテープ。それらは、半永久的に倉庫の片隅に眠り続けている。なぜ放送されなかったのか?そこには、どうしても放送できない恐るべき“真実”が隠されていた。あなたには隠された真実が見えるだろうか…。 |
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おすすめコメント
ある事情で放送禁止となったVTRを再検証することで、人は次第に恐ろしい真相に近付いていく……。そう、事実を積み重ねることが、必ずしも真実に結びつくとは限らないのだ。フェイク・ドキュメンタリーの最高峰!