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排除と抵抗の郊外 フランス〈移民〉集住地域の形成と変容

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-13-056109-9
4-13-056109-X
税込価格 5,060円
頁数・縦 325P 22cm

商品内容

文学賞情報

2016年 第16回 大佛次郎論壇賞受賞

目次

序章 フランス主流社会とマイノリティの亀裂を問う
1章 フランス郊外研究の視座―空間と結びついたマイノリティの差別と排除
2章 多様化する郊外とマイノリティ
3章 排除空間の形成と国家の役割―フランス的例外か?
4章 「赤い郊外」の変容と都市政策の展開
5章 再生事業と住民コミュニティへの影響
6章 郊外マイノリティの多様な抵抗
7章 風刺新聞社襲撃事件と「見えない断絶」―フランス統合モデルの限界・弊害とマイノリティの疎外
終章 脱領域的なマイノリティ研究をめざして

著者紹介

森 千香子 (モリ チカコ)  
1972年東京生まれ。フランス社会科学高等研究院博士課程修了。2005年より南山大学外国語学部専任講師、2008年より同准教授。現在、一橋大学大学院法学研究科准教授。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)