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ロバート・アルトマン即興性のパラドクス ニュー・シネマ時代のスタイル

出版社名 勁草書房
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-326-85191-1
4-326-85191-0
税込価格 3,520円
頁数・縦 236P 20cm

商品内容

要旨

すべては、即興なのか?アルトマンの作品群に仕掛けられた、古典的ハリウッド映画の約束事を覆す音と映像の風変わりな罠。その「異化」は、このとき「様式」になった。没後10年。繰り返されるクリシェに挑む、本邦初の美学的アルトマン様式論。

目次

序 すべては即興なのか?
第1章 中心性←→「遍」・中心性 オーヴァーラッピング・ダイアローグからオーヴァーラッピング・ナラティヴへ―『M*A*S*Hマッシュ』『カリフォルニア・スプリット』『ナッシュビル』
第2章 明瞭性←→不・明瞭性 モチヴェーションの曖昧な主人公―『ビッグ・アメリカン』『ボウイ&キーチ』『ギャンブラー』『ロング・グッドバイ』『カリフォルニア・スプリット』
第3章 深奥性←→反・深奥性 ズーム・インが無効にする奥行きという錯覚―『ギャンブラー』
第4章 一致性/連続性←→半・一致性/非・連続性 ポスト・ノワールに迷い込んだ古典的ハリウッド映画―『ロング・グッドバイ』
結 インディペンデント・ムーヴメントの父?

おすすめコメント

アルトマン作品群にあたえられるキーワード、即興性。すべては即興なのか? その芸術的革新が没後10年の今、解き明かされる。   群像劇で知られる映画監督ロバート・アルトマン。その実験的な表現手法は、いつも「即興」の一語によって受容されてきた。それは真実か? 気づかれなかった古典的ハリウッド映画を覆す巧妙な仕掛けとは? 本書は、1960年代−70年代ニュー・シネマ期のアルトマン作品群に焦点を当て、ハリウッドの内側からなされた芸術的革新を見抜く。

著者紹介

小野 智恵 (オノ トモエ)  
慶應義塾大学大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻博士後期課程修了。博士(人間・環境学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)