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基礎講座哲学

ちくま学芸文庫 キ10−2

出版社名 筑摩書房
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-480-09710-1
4-480-09710-4
税込価格 1,540円
頁数・縦 403P 15cm

商品内容

要旨

哲学とはどういう学問なのか?科学も答えてくれない人間をめぐる謎を、哲学はどのようにして解き明かすのか?日本を代表する哲学者がやさしく解説。第一部ではソクラテス以前に遡る西洋哲学の誕生から、現代までの歴史を大づかみ。第二部では、いまを生きるために避けて通れない問題―自然とのかかわり方、心と身体の関係、死との向き合い方など―をテーマごとに丁寧に考察する。数ある入門書のなかでももっとも基礎の基礎から説きおこし、自分の頭で問いを掘り下げる哲学的思考へと誘う名テキスト。

目次

第1部 哲学とは何か(哲学の誕生―神話的・呪術的思考と哲学
西洋哲学の展開
現代哲学の諸傾向とその問題点)
第2部 現代に生きる人間と哲学(人間における自然と文化
心と身体
哲学における死の問題
人間の社会性
人間の自覚としての哲学―むすび)

おすすめコメント

日常の「自明と思われていること」にはどれだけ多くの謎が潜んでいるのか。哲学の世界に易しく誘い、その歴史と基本問題を大づかみにした名参考書。

著者紹介

木田 元 (キダ ゲン)  
1928‐2014年。中央大学教授、名誉教授。戦後日本を代表する哲学者。ハイデガー、メルロ=ポンティを中心とした現代哲学を専門とする
須田 朗 (スダ アキラ)  
1947年生まれ。中央大学教授。カント、ハイデガーなどドイツ近現代哲学が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)