• 本

自尊感情の心理学 理解を深める「取扱説明書」

出版社名 金子書房
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-7608-2656-8
4-7608-2656-4
税込価格 2,860円
頁数・縦 227P 21cm

商品内容

要旨

その問題は自尊感情の低さが原因なのか?自尊感情が高ければすべてオッケーなのか?自尊感情はすぐに高められるものなのか?自尊感情が低いことはそんなに悪いことなのか?自尊感情と関連する諸概念をわかりやすく解説し、自尊感情の多義性とその暗部、“自尊感情神話”に迫る!

目次

1 自尊感情の心理学(「自尊感情」とは何か
自尊感情と本来感―どちらも大切ですよね)
2 「自尊感情」に関する諸概念(自己効力―私の能力はどの程度?
時間的展望―過去のとらえかた、未来の見通しかた
動機づけ―自律的な学びを支える
達成目標―前向きな目標をもつ子どもを育てるために
社会情動的スキル―自己制御・情動制御・共感性など
過剰適応―「よい子」の問題とは
レジリエンス―回復する心
幸福感と感謝―幸せに生きる
心理的ウェルビーイング―よく生きる)
3 「自尊感情」概念再考(自己の理解のしかた―自己の全体‐部分の関係
自尊感情の進化―関係性モニターとしての自尊感情
「自尊感情」概念の相対化)

著者紹介

中間 玲子 (ナカマ レイコ)  
兵庫教育大学大学院学校教育研究科教授。専門は自己論、青年心理学。主に思春期から早期成人期における自己意識の検討から、自己の形成過程の探究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)