ナセル アラブ民族主義の隆盛と終焉
世界史リブレット人 98
出版社名 | 山川出版社 |
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出版年月 | 2016年4月 |
ISBNコード |
978-4-634-35098-4
(4-634-35098-X) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 104P 21cm |
商品内容
要旨 |
1952年にエジプトの「7月革命」を成功させた無名の将校ナセルは、スエズ運河の国有化宣言を契機に、アラブ民族主義を掲げてアラブの民衆を熱狂の渦に巻き込んだ。そしてアラブ民族主義は1967年の第三次中東戦争の敗北とともに消え去った。しかし、ナセルの究極の願いは今も生き続けている。それは、祖国の真の独立であり、ふつうの人々の尊厳や権利の保障であった。その願いの実現は、2011年の革命を経験したエジプトだけでなく、私たちの課題でもある。 |
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目次 |
ナセルなきあとの「ナセル」 |
出版社・メーカーコメント
1952年にエジプトの「7月革命」を成功させたナセルは、アラブ民族主義を掲げて民衆を熱狂の渦に巻き込んだ。ナセルの究極の願い「祖国の真の独立」「ふつうの人々の尊厳や権利の保障」を通して、その生涯と時代を活写する。