ルバイヤートの謎 ペルシア詩が誘う考古の世界
集英社新書 0834
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2016年5月 |
ISBNコード |
978-4-08-720834-4
(4-08-720834-6) |
税込価格 | 770円 |
頁数・縦 | 187P 18cm |
商品内容
要旨 |
『ルバイヤート』とは、一一世紀のペルシアに生まれた天才オマル・ハイヤームが作った四行詩の総称であり、その詩集の名称である。ペルシア文化の精髄の一つと言われるこの詩集は一九世紀、英国詩人フィッツジェラルド訳で注目を集め、今や世界中で翻訳されている。著者は、深い諦観と享楽主義が同居するこの詩の世界に触れることで、西域探検史、特に探検家ヘディン研究の第一人者として、中央アジア史と東南アジア史の調査研究を続ける道を拓いた。謎に満ち、今も人々を魅了する『ルバイヤート』。長年の研究調査で知り得たエピソードをまじえ解説し、その魅力と謎に迫る、誘いの一冊。 |
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目次 |
第1章 『ルバイヤート』とは何か(『ルバイヤート』との出逢い |
出版社・メーカーコメント
今も世界に熱狂的なファンを持つイランの詩集『ルバイヤート』の魅力を紹介。考古学の調査に際して、多くの逸話を持つ著者が『ルバイヤート』を縦軸に考古学界の裏の争いなど興味深い逸話を交え、語る。