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父が子に語る世界歴史 4 新装版

新版

激動の十九世紀

出版社名 みすず書房
出版年月 2016年7月
ISBNコード 978-4-622-08524-9
4-622-08524-0
税込価格 2,970円
頁数・縦 225P 20cm
シリーズ名 父が子に語る世界歴史

商品内容

要旨

18世紀の“三つの革命”の3番目、フランス革命が、本書のハイライトのひとつだ。ナポレオンの登場と退場をふくめて、このできごとは、世界史の特筆すべきエポックとなり、はじめて“民衆”を登場させた。さらに著者は、イギリスの存在がインドにとってなにを意味したか、ページを割いて具体的に語り、資本主義が帝国主義化していくメカニズムを説明する。しかも、資本主義は都市を発展させるのがふつうだが、インドは貧しくなるばかりで、なぜか“農村化”していった。

目次

バスチーユ占領
フランス革命
革命と反革命
政治の諸相、秩序と進歩
ナポレオン
その後のナポレオン
世界の概観
世界大戦前の一世紀
十九世紀の社会問題
インドにおける戦争と内乱〔ほか〕

著者紹介

ネルー,ジャワーハルラール (ネルー,ジャワーハルラール)   Nehru,Jawaharlal
1889‐1964。インドの政治家、民族独立運動の指導者。英国の支配に抵抗、1945年までに下獄9回、人生の最盛期を獄中に過した。この間、ガンディーの不服従非暴力運動にも協力した。1947年の独立とともに首相、外相および連邦関係相を兼ねた。49年連邦首相会議、55年憲法の成立、51年インド経済5カ年計画、54年ジュネーヴ会議、55年バンドンのアジア・アフリカ会議と内政に外交に多面的な活躍をした。その反帝国主義、反植民地主義、反人種差別主義には戦後世界をリードしていく歴史感覚と民衆への愛情があった
大山 聰 (オオヤマ サトシ)  
1915年東京に生まれる。1938年東京大学文学部卒業。早稲田大学、東京都立大学教授、成城大学文芸学部教授、および東京芸術大学、早稲田大学講師を歴任。2002年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)