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父が子に語る世界歴史 6 新装版

新版

第一次世界大戦と戦後

出版社名 みすず書房
出版年月 2016年7月
ISBNコード 978-4-622-08526-3
4-622-08526-7
税込価格 2,970円
頁数・縦 241P 20cm
シリーズ名 父が子に語る世界歴史

商品内容

要旨

1914年、「戦争の犬どもは鎖をとかれ、ヨーロッパから、世界中に走りまわった」。帝国主義の誘惑にはまったヨーロッパ列強は、19世紀をつうじてアジア・アフリカを制覇したが、20世紀の幕開けとなった第一次世界大戦は、その必然的な帰結だった。そしてアジアの国々は、はじめて丸ごと、世界史に引きずり込まれる―1917年のロシア革命、国際連盟創設と難問だらけの戦後処理、日本の対華二十一か条要求、ケマル・パシャのトルコ改革、ガンディ率いるインドの非武装蜂起…。

目次

転換期に立つ世界
世界大戦の開幕
大戦前夜のインド
戦争(一九一四‐一八年)
戦争の経過
帝政ロシアの没落
ボルシェヴィキ政権
ソヴィエトの勝利
日本と中国、二十一か条要求など
戦時下のインド〔ほか〕

著者紹介

ネルー,ジャワーハルラール (ネルー,ジャワーハルラール)   Nehru,Jawaharlal
1889‐1964。インドの政治家、民族独立運動の指導者。英国の支配に抵抗、1945年までに下獄9回、人生の最盛期を獄中に過した。この間、ガンディの不服従非暴力運動にも協力した。1947年の独立とともに首相、外相および連邦関係相を兼ねた。49年連邦首相会議、55年憲法の成立、51年インド経済5カ年計画、54年ジュネーヴ会議、55年バンドンのアジア・アフリカ会議と内政に外交に多面的な活躍をした。その反帝国主義、反植民地主義、反人種差別主義には戦後世界をリードしていく歴史感覚と民衆への愛情があった
大山 聰 (オオヤマ サトシ)  
1915年東京に生まれる。1938年東京大学文学部卒業。早稲田大学、東京都立大学教授、成城大学文芸学部教授、および東京芸術大学、早稲田大学講師を歴任。2002年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)