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台湾企業の発展戦略 ケーススタディと勝利の方程式

出版社名 勁草書房
出版年月 2016年7月
ISBNコード 978-4-326-50427-5
4-326-50427-7
税込価格 3,740円
頁数・縦 247P 22cm

商品内容

要旨

台湾企業はいかにして世界に伍する企業に発展していったか。中華電信、国泰FH、ジャイアント、エイサー、HTCの各企業の発展戦略を通じて、勝利の方程式を探求する。

目次

第1章 中華電信(CHT)―公営事業民営化の変遷過程(通信事業の沿革
中華電信の発展
民営化後の企業戦略)
第2章 キャッセイ・フィナンシャル・ホールディングス(国泰金融控股)―世華聯合商業銀行と第七商業銀行のM&Aによる勢力の拡大(銀行の設立緩和後の発展と合併
台湾のFHの現状
国泰FHの展開
世華聨合商業銀行と第七商業銀行の合併の動機
国泰FHの海外進出)
第3章 ジャイアント(巨大機械工業)―ツール・ド・フランスの賛助によるユーザー・イノベーション戦略とコア・ケイパビリティの追求(自転車産業の発展
ジャイアントの沿革
ジャイアントの企業戦略
ジャイアントの製品開発
戦略的同盟A‐Team)
第4章 エイサー(宏碁)―ゲートウェイ、パッカード・ベルなどの買収による多ブランド戦略の選択(エイサーの沿革
組織の改組
ブランド戦略)
第5章 宏達国際電子(HTC)―自社ブランド構築へのプロセス(HTCの沿革
HTCの企業戦略
企業組織と財務分析
王雪紅の企業家への道)

おすすめコメント

一国の経済発展を支えるのはハイテク産業・企業だけでなく、インフラを支えた通信事業や金融サービス関係も無視することができない。本書では上記の企業を取り上げ、台湾企業がいかにして世界に伍する企業に発展していったかを克明にたどり、勝利の方程式と呼べるものがなにかを探求する。

著者紹介

朝元 照雄 (アサモト テルオ)  
1950年生まれ。筑波大学大学院社会科学研究科博士課程修了・博士(経済学)。株式日立製作所技術部主任・副参事、ハーバード大学フェアバンク東アジア研究センター客員研究員を経て、九州産業大学経済学部教授・同大学院経済・ビジネス研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)