戦争・詩・時代 平和が平和であるために
出版社名 | 創風社出版 |
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出版年月 | 2016年8月 |
ISBNコード |
978-4-86037-230-9
(4-86037-230-1) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 205P 19cm |
商品内容
要旨 |
戦捷に沸く明治の言葉、戦地のイカの墨で書かれた詩、戦場から我が子を思い遣る俳句、平和が平和であるために語り継がれた言葉。戦争という時代に向き合った詩人たちの言葉に耳を傾ける。 |
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目次 |
日清戦争と正岡子規 |
出版社・メーカーコメント
正岡子規や大和田建樹が生きた明治。尼崎安四の強靱、清冽な詩精神。富澤赤黄男の戦場での真情。戦争や治安維持法のもとで青春を過ごさざるを得なかった詩人たち。近代日本社会の歩みのなかの詩人たちと戦争の関わりを振り返る。「(戦後七十年を経て安全保障関連法案成立、集団的自衛権行使を容認する法的整備が進められるに至った)こうした時期、わたしは近代日本社会の歩みのなかで、詩人たちが戦争と、どのように関わり合ったかを、あらためて見てみたいと思う。過去の歴史は、常に現在からの審判に向き合わねばならない。というまなざしよりも、確かめることによって新たな未来に向けて、しっかりと、いまを考えたいと思うからだ。」(はじめにより)