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杜甫全詩訳注 3

講談社学術文庫 2335

出版社名 講談社
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-06-292335-4
4-06-292335-1
税込価格 2,475円
頁数・縦 657P 15cm
シリーズ名 杜甫全詩訳注

商品内容

要旨

没落名家に生まれ、しかし一族の誇りを背負い、流浪と困窮を生きた「詩聖」。中唐期の白居易や韓愈、北宋の王安石、また蘇軾、黄庭堅らに中国第一の詩人と讃えられた律詩の大成者は、詩によって世界を変えうると信じた―。本巻は、蜀中の後期から三峡の入り口・〓(き)州で病身を養う時期にかけて詠んだ、作品世界が研ぎ澄まされてゆく名品の数々を収録。

目次

董卿嘉栄に寄す十韻
立秋に雨り院中に作有り
厳鄭公の軍城早秋に和し奉る
院中の晩晴れて西郭の茅舎を懐う
府に宿す
村に到る
村雨
独坐
倦夜
鄭公に陪して秋晩の北地に臨眺す〔ほか〕

おすすめコメント

没落名家に生まれ、しかし一族の誇りを背負い、流浪と困窮を生きた「詩聖」。中唐期の白居易や韓愈、北宋の王安石、また蘇軾、黄庭堅ら、錚々たる面々に中国第一の詩人と讃えられた律詩の大成者は、詩によって世界を変えうると信じた――。本巻は、蜀中の後期から病身を養う時期にかけて詠んだ、作品世界が研ぎ澄まされてゆく名品の数々を収録する。

著者紹介

下定 雅弘 (シモサダ マサヒロ)  
1947年生まれ。京都大学文学部卒業、同大学大学院博士課程単位取得。博士(文学)。岡山大学名誉教授。専門は六朝・唐代詩
松原 朗 (マツバラ アキラ)  
1955年生まれ。早稲田大学文学部卒業、同大学大学院博士課程単位取得。博士(文学)。専修大学文学部教授。専門は唐代詩、杜甫(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)