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子と親の臨床 そだちの臨床 2

こころの科学叢書

出版社名 日本評論社
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-535-80438-8
4-535-80438-9
税込価格 2,200円
頁数・縦 281P 19cm

商品内容

要旨

子どもだけを診ることの危うさ。難治性の子とその親の臨床を積み重ね、子どもの発達障害と親の発達凸凹、子ども虐待の世代間連鎖など、発達障害とトラウマの複雑な関係を読み解く。

目次

第1章 私の児童精神医学事始め
第2章 発達精神病理学の力(成人の発達障害―発達障害と精神医学
タイムスリップ現象再考
発達精神病理学の力
自閉症の精神病理
三〇代を過ぎた自閉症)
第3章 本とあそび
第4章 複雑性PTSDの治療(発達障害への少量処分
自我状態療法―多重人格のための精神療法
日本の社会的養護と子どもの貧しさ
選択性緘黙の病理と治療
幼児期の食行動異常
発達障害とトラウマ)

おすすめコメント

発達障害臨床・研究の最前線に立つ著者の最新論集。近年「力」を入れている「発達精神病理学」と「発達障害とトラウマ」を詳述。

著者紹介

杉山 登志郎 (スギヤマ トシロウ)  
1951年、静岡市に生まれる。1976年、久留米大学医学部卒業。久留米大学医学部小児科、名古屋大学医学部精神科、静岡県立病院養心荘、愛知県心身障害者コロニー中央病院精神科医長、カリフォルニア大学留学、名古屋大学医学部精神科助手、静岡大学教育学部教授を経て、2001年、あいち小児保健医療総合センター心療科部長兼保健センター長。2010年、浜松医科大学児童青年期精神医学講座教授。現在、同大学客員教授。日本小児精神神経学会常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)