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明治知識人としての内村鑑三 その批判精神と普遍主義の展開

出版社名 みすず書房
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-622-08533-1
4-622-08533-X
税込価格 8,250円
頁数・縦 499P 22cm

商品内容

要旨

「愛国心」について、社会改革の理想、そして非戦論…人類普遍の倫理的価値に支えられた世界を志向し、批判的活動を展開した明治の知識人、内村鑑三への、精密かつユニークなアプローチ。

目次

序論 近代知識人の問題意識から見た内村鑑三
第1章 現状に対する異議申し立て
第2章 独立・自由・個
第3章 亡命者・周縁者・アウトサイダー
第4章 世界市民の立場からの告発
第5章 反政治的志向の知識人
考察と結論

著者紹介

柴田 真希都 (シバタ マキト)  
東京大学教養学部卒業。2013年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程(比較文学比較文化コース)単位取得退学。博士(東京大学、2014年)。日本学術振興会特別研究員を経て、国際基督教大学平和研究所助手。明治学院大学国際平和研究所研究員。専攻は比較文学比較文化論、日本思想史、社会倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)