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『金剛般若経』全講義

出版社名 大法輪閣
出版年月 2016年10月
ISBNコード 978-4-8046-1388-8
4-8046-1388-9
税込価格 2,750円
頁数・縦 320P 19cm

商品内容

要旨

釈迦(ブッダ)と十大弟子のひとり・須菩提(スブーティ)との会話に学ぶ、「空」の思想、「菩薩」の生き方…正しい覚り、深い安らぎの境地への道。「どんなに強固な悩みも根っこからすっぱり断ち切ってしまうことのできるダイヤモンドのような心のコントロールの智慧と方法」を説く『わかる金剛般若経』

目次

前半―この上なく正しい覚りを(経題と訳者
私はこのように聞いた
心をどうコントロールするべきか
如来はもともと菩薩を守っていてくださる
自分も衆生も実体視しない ほか)
後半―深い安らぎの境地へ(空という言葉を使わず空を語る経典
すべてはありのままで宇宙的真実
ばらばらに分離独立した「すべての存在」などない
実体視せずしかも理想国家の建設を目指す
無我を覚った菩薩的リーダー ほか)

著者紹介

岡野 守也 (オカノ モリヤ)  
1947年、広島県生まれ。幼年期から高校まで山口県で過ごす。関東学院大学神学部でキリスト教神学を学び、直接には八木誠一の神学の影響で原理主義的キリスト教を脱し、著書を通じて滝沢克己、久松真一、西谷啓治から影響を受ける。1970年、関東学院大学大学院神学研究科修士課程修了。秋月龍〓(みん)から禅を学びつつ、さらに研究を唯識、トランスパーソナル心理学へと展開。キリスト教牧師と兼務で、仏教書出版社の編集者として仏教、心理学、エコロジー、ホリスティック医学など編集企画に携わり、ケン・ウィルバー、トランスパーソナル心理学をはじめ新たな思想潮流をわが国に紹介、並行して唯識と西洋深層心理学の統合を構想する。1982年、ボクシを辞任。1992年にサングラハ心理学研究所(現在サングラハ教育・心理研究所と改称)を設立。1998年、出版社を退社し、研究所に専心。現在まで、同研究所の主幹として機関誌『サングラハ』を主宰する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)