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絶対の宣伝 ナチス・プロパガンダ 4

文化の利用

出版社名 文遊社
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-89257-124-4
4-89257-124-5
税込価格 3,850円
頁数・縦 562P 図版32P 19cm
シリーズ名 絶対の宣伝

商品内容

要旨

ナチスとは何か―宣伝から探る、その本質。ヒットラーはまだ宣伝をつづけている―ラジオ、映画、美術、建築、詩…侵蝕するプロパガンダ。万巻の書を博捜し、多岐にわたるジャンルを自在に越境した著者による、ナチス研究の名著。

目次

記念切手―神たるヒットラーは肖像権を要求した
ポスター―インキの嵐「大ドイツ帝国、異議なし!」
広告―骨抜きと抜け穴のニヒリズム
マンガ―なに、チャーチルか、ありゃ嘘つきだ。だが大物だ
美術―どうして芸術たる宣伝が芸術を低下させる!(ゲッベルス)
建築―大きければ大きいほどよい
映画―「びっこのあひる」のギャング的手法
放送―悪魔の微笑・情報の悪魔
スポーツ―彼は泳げもしなければ自転車にも乗れなかった
オリンピック―ヒットラーが見物を休んだのは一日だけである
雑誌―トリッキーな魔法を駆使したナチスのグラフィズム
文学1 詩―総統の下僕 復讐者たるかれら
文学2 小説―自負は自衛である
文学3 書簡―お懐かしい お母さん

著者紹介

草森 紳一 (クサモリ シンイチ)  
1938年、北海道生まれ。慶應義塾大学中国文学科卒。編集者を経て文筆家に。1973年、『江戸のデザイン』(駿々堂出版)で毎日出版文化賞受賞。ライフワークである李賀、副島種臣から、デザイン、絵画、写真、広告、建築、マンガまで、さまざまな分野を跨ぎ、先駆的な著作を著した。2008年3月歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)