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紙と人との歴史 世界を動かしたメディアの物語

出版社名 原書房
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-562-05369-8
4-562-05369-0
税込価格 3,960円
頁数・縦 448,9P 20cm

商品内容

要旨

その発明以来、様々な思想や宗教の運び手となり、東は仏教と共に朝鮮半島を経て日本へ、西はコーランと共にイスラム、アラブを経てヨーロッパへ。聖書も文学も楽譜も、そして政治的声明も、紙が伝えて世界に広がった。メディアとしての紙のあゆみをドラマチックに描く。

目次

紙の来た道をたどる マルコポーロが見た紙
文字・粘土板・パピルス
古代中国の文書
紙の起源
中央アジアの発掘から
東アジアを席捲する紙 文と仏教と紙
紙と政治
中国からアラビアへ
書物を愛でる者たち
本を築く
新しい音楽
バグダードからもたらされた紙と学問
大陸の分断
ヨーロッパを翻訳する
新たな対話
大量に印刷する
消えゆく軌跡

おすすめコメント

英国王立文学協会ノンフィクション部門ジャーウッド賞受賞。様々な思想や宗教の運び手となり、東は仏教と共に朝鮮半島を経て日本へ、西はコーランと共にイスラム、アラブを経てヨーロッパへ伝わったメディアとしての紙の歴史。

著者紹介

モンロー,アレクサンダー (モンロー,アレクサンダー)   Monro,Alexander
ロンドン生まれ。ダラム大学で現代ヨーロッパ言語を学ぶ。2002年中国留学を経たのち、ケンブリッジ大学修士課程で中国語と政治学を専攻。その後、上海のロイター通信で芸術や特集記事を執筆、ロンドンのトラスティッド・ソース社では中国担当の政治リスクコンサルタントだった。2002年にはチンギス・カンのルートを馬でたどる冒険で、キャプテン・スコット協会から冒険者賞を獲得した。2010年度、『紙と人との歴史―世界を動かしたメディアの物語』で英国王立文学協会のノンフィクション部門でジャーウッド賞を受賞した
御舩 由美子 (ミフネ ユミコ)  
ピアノ教師などを経て、書籍翻訳に携わる
加藤 晶 (カトウ ルリ)  
上智大学文学部卒。ウォーリック大学修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)