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ドイツ啓蒙と非ヨーロッパ世界 クニッゲ、レッシング、ヘルダー

出版社名 未來社
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-624-01195-6
4-624-01195-3
税込価格 7,480円
頁数・縦 301,41P 22cm

商品内容

目次

第1章 クニッゲと啓蒙の社交性―カント、シュライアーマッハー、レッシングとの連関のなかで(社交の世紀としての十八世紀
カントにおける啓蒙と社交性
クニッゲと『人間交際術』
初期ロマン派との連続と不連続―シュライアーマッハとクニッゲ、カントとの間
むすび―レッシングと社交性)
第2章 レッシングと非ヨーロッパ世界―『カルダーヌス弁護』におけるイスラームをめぐって(ジロラモ・カルダーノ
ピエール・ベール
イスラーム教徒の弁論
「迷宮」としての『カルダーヌス弁護』
“異教徒”の不在と最終判断の欠如
むすび―「ここにも神々はいるのだから、遠慮なく入るがよい」)
第3章 ヘルダー『イデーン』における非ヨーロッパとヨーロッパ(『イデーン』の基本視点―「地球」と「変容」
ヨーロッパ中心主義への批判
歴史への二重の視点の背景―ベールとゲーテ
『イデーン』のヨーロッパ論
窓のあるモナド
むすび―ヘルダーと啓蒙、カント、レッシング)

著者紹介

笠原 賢介 (カサハラ ケンスケ)  
1952年生れ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了(比較文学比較文化専攻)、博士(学術)。現職、法政大学文学部哲学科教授。専攻、ドイツ思想史、比較文学比較文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)