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福祉政治史 格差に抗するデモクラシー

出版社名 勁草書房
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-326-35169-5
4-326-35169-1
税込価格 3,300円
頁数・縦 297,29P 20cm

商品内容

要旨

福祉国家は21世紀に生き残れるのか。福祉国家の何が持続し、何が変化しているのか。欧米(アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデン)と日本の福祉国家の形成・変容過程を、約100年にわたるタイムスパンのなかに位置づけ、将来像を展望する。

目次

福祉国家をどうとらえるか
第1部 戦後レジームの形成と分岐(福祉国家の前史
自由主義レジームの形成―イギリス、アメリカ
保守主義レジームの形成―フランス、ドイツ
半周辺国の戦後レジーム―スウェーデン、日本)
第2部 戦後レジームの再編(福祉国家再編の政治
新自由主義的改革―アメリカ、イギリス
社会民主主義の刷新―スウェーデン
保守主義レジームの分岐―ドイツ、フランス
分断された社会―日本)
第3部 課題と展望(グローバル化と不平等
新しいリスクへの対応)
日本の選択肢

おすすめコメント

20世紀の先進国に現れた福祉国家は21世紀に生き残れるのか。福祉国家の何が持続し、何が変化しているのか。欧米(アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデン)と日本の福祉国家の形成・変容過程を、約100年にわたるタイムスパンのなかに位置づけ、歴史学や政治学だけでなく比較政治経済学の知見も組み合わせて考察し、将来像を展望する。

著者紹介

田中 拓道 (タナカ タクジ)  
1971年兵庫県生まれ。国際基督教大学教養学部卒業、フランス社会科学高等研究院DEA課程修了、北海道大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(法学)。北海道大学法学部講師、新潟大学法学部准教授などを経て、一橋大学大学院社会学研究科教授。専門は政治理論、比較政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)