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憲法の論理

出版社名 有斐閣
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-641-22716-3
4-641-22716-0
税込価格 4,950円
頁数・縦 233P 22cm

商品内容

目次

1 法と道徳の間(権利の機能序説
法の不整合、道徳の不整合―バーナード・ウィリアムズの道徳観に寄せて
憲法96条の「改正」
個人の尊厳
普遍的道徳と人格形成の間
嘘をつく権利?―カントと不完全な世界
絆としてのプライバシー
漠然性の故に有効)
2 憲法の限界(主権のヌキ身の常駐について―Of sovereignty,standing and denuded
非常事態の法理に関する覚書
モーリス・オーリウ国家論序説
判例の遡及効の限定について
砂川事件判決における「統治行為」論
大日本帝国憲法の制定―君主制原理の生成と展開)

出版社・メーカーコメント

2013年から2016年にかけて発表した論文13本と、書き下ろし1本をまとめた論文集。憲法の背後にあるものは、純化された人民か、約定たる憲法の基本原理か、それとも神の命ずる法か。比較不能な価値観・世界観の相剋を描き、検討する。

著者紹介

長谷部 恭男 (ハセベ ヤスオ)  
1956年広島県生まれ。1979年東京大学法学部卒業。学習院大学法学部教授、東京大学法学部教授等を経て、早稲田大学法学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)