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思索日記 2 新装版

1953−1973

叢書・ウニベルシタス 842

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-588-14043-3
4-588-14043-4
税込価格 6,600円
頁数・縦 534,41P 20cm
シリーズ名 思索日記

商品内容

要旨

思想的に最も多産な時期から晩年まで、28冊のノートに書き続けられた膨大な日記・完結篇。活動的生活と観想的生活を包含する独自の思考の生成を記録。

目次

無人支配としての官僚制
政治における理解
無題(偉大さと深さの次元は緊密に結びついている)
昔のことが思い出され、頭から離れない
アリストテレス『政治学』第七巻第一四章
イデアについて(プラトンのイデア)
正義について―カントとヘーゲルの「狡知」
無題(マルクスの搾取概念)
マルクス―ニーチェ
複数性の三つの次元〔ほか〕

著者紹介

アーレント,ハンナ (アーレント,ハンナ)   Arendt,Hannah
1906‐1975。ドイツ系ユダヤ人の哲学者・政治思想家。マールブルク大学、ハイデルベルク大学に学び、1941年、アメリカに亡命。シカゴ大学、ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチ等で教鞭をとる一方、ナチズムや全体主義をめぐる論争に積極的にかかわり、活発な言論活動を展開した
ルッツ,ウルズラ (ルッツ,ウルズラ)   Ludz,Ursula
1936年生まれ。ベルリン自由大学で社会学を学んだ後、フリーの翻訳者・編集者として活躍
ノルトマン,インゲボルク (ノルトマン,インゲボルク)   Nordmann,Ingeborg
1944年生まれ。ベルリン自由大学で文芸学、政治学、哲学を研究後、フランクフルト・アム・マインのプロテスタント・アカデミーでジャーナリスト兼研究指導者として活躍。ドレスデンのハンナ・アーレント全体主義研究所で共同研究を行う
青木 隆嘉 (アオキ タカヨシ)  
1932‐2016。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(哲学専攻)。大阪女子大学名誉教授。ハンナ・アーレント『思索日記』の翻訳により2007年レッシング・ドイツ連邦共和国翻訳賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)