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図説百鬼夜行絵巻をよむ 新装版

ふくろうの本

出版社名 河出書房新社
出版年月 2017年12月
ISBNコード 978-4-309-76265-4
4-309-76265-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 111P 22cm

商品内容

要旨

奇妙な妖怪たちが闇の京都を行列をなし徘徊する…日本のお化け絵の源流「百鬼夜行絵巻」はなぜ生まれ、何を描いたのか。異界の達人たちが日本の「闇の文化史」の謎を解読する!

目次

絵巻コレクション1 『百鬼夜行絵巻』(真珠庵本)
絵巻コレクション2 『百鬼夜行絵巻』(京都市立芸術大学蔵)
前説『百鬼夜行絵巻』はなおも語る(田中貴子)
現代語訳『付喪神記』(田中貴子・訳)
画人伝(抄)(花田清輝)
絵巻コレクション3 『百鬼夜行絵巻』(東京国立博物館蔵・模本)
絵巻コレクション4 『百鬼夜行絵巻』(大阪市立美術館蔵)
付喪神(澁澤龍彦)
器物の妖怪―付喪神をめぐって(小松和彦)
「百鬼夜行図」コレクション―『河鍋暁斎暁斎百鬼画談』より
河鍋暁斎百鬼夜行図(澁澤龍彦)

おすすめコメント

奇々怪々な妖怪たちがどこからともなくぞろぞろと現れて行列をなし、闇の京都を徘徊する……。日本のお化け画の驚嘆の源流を大徳寺所蔵の名品を中心に豊富な図版で「異界の達人」たちが紹介。待望の新装版

著者紹介

田中 貴子 (タナカ タカコ)  
1960年、京都生まれ。広島大学大学院博士課程修了。甲南大学文学部教授。中世国文学
花田 清輝 (ハナダ キヨテル)  
1909〜74年、福岡生まれ。京都帝国大学英文科中退。文芸評論家、小説家、劇作家
澁澤 龍彦 (シブサワ タツヒコ)  
1928〜87年、東京生まれ。東京大学仏文科卒。エッセイスト、翻訳家、小説家として多数の作品を発表
小松 和彦 (コマツ カズヒコ)  
1947年、東京生まれ。東京都立大学大学院博士課程修了。国際日本文化センター所長。民俗学、文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)