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古代文芸論集

西洋古典叢書 G102

出版社名 京都大学学術出版会
出版年月 2018年1月
ISBNコード 978-4-8140-0097-5
4-8140-0097-9
税込価格 5,060円
頁数・縦 530,50P 20cm

商品内容

要旨

古来ロンギノスの名の下に伝わり、バークやカントをはじめ近代以降の美学・芸術学にも大きな影響を与えた『崇高について』に、ハリカルナッソスのディオニュシオスによる『模倣論』『トゥキュディデス論』『デイナルコス論』と関連書簡3通を併録。いずれも実践的な弁論術・修辞学書であると同時に、規範とすべき著作家を数多く取りあげ解説することで、古代の貴重な文芸批評にもなっている。

目次

ロンギノス 崇高について
ディオニュシオス 修辞学論集(模倣論
トゥキュディデス論
デイナルコス論
アンマイオスへの第一書簡
ポンペイオス・ゲミノスへの書簡
アンマイオスへの第二書簡)

著者紹介

戸高 和弘 (トダカ カズヒロ)  
大阪大学非常勤講師。1960年福岡県生まれ。1991年大阪大学大学院人文科学研究科博士課程修了を経て現在に至る
木曽 明子 (キソ アキコ)  
大阪大学名誉教授。1936年満州生まれ。1967年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。大阪大学、北見工業大学教授を経て2002年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)