倭の五王 王位継承と五世紀の東アジア
中公新書 2470
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2018年1月 |
ISBNコード |
978-4-12-102470-1
(4-12-102470-2) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 246P 18cm |
商品内容
要旨 |
倭の五王とは、中国史書『宋書』倭国伝に記された讃・珍・済・興・武を言う。邪馬台国による交信が途絶えてから150年を経て、5世紀に中国へ使者を派遣した王たちである。当時、朝鮮半島では高句麗・百済・新羅が争い、倭もその渦中にあった。本書は、中国への“接近”の意図や状況、倭国内の不安定な王権や文化レベル、『古事記』『日本書紀』における天皇との関係などを中国史書から解読。5世紀の倭や東アジアの実態を描く。 |
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目次 |
序章 四世紀後半の東アジア―倭国「空白」の時代 |
おすすめコメント
倭の五王とは、中国史書『宋書』倭国伝に記された讃・珍・済・興・武を言う。邪馬台国からの交信が途絶えてから1世紀後、中国へ使者を派遣した王たちである。当時、朝鮮半島では高句麗・百済・新羅が争い、倭もその渦中にあった。本書は、中国史書から、中国”への接近”の意図や状況、倭国内の不安定な王権、文化レベルを解読、天皇と五王との比定などを通し、5世紀の倭の実態を描く。