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大塚久雄から資本主義と共同体を考える コモンウィール・結社・ネーション

出版社名 日本経済評論社
出版年月 2018年1月
ISBNコード 978-4-8188-2483-6
4-8188-2483-6
税込価格 3,300円
頁数・縦 319P 20cm

商品内容

要旨

戦後社会科学の旗手であった大塚久雄。彼の提起したさまざまな基本的論点は、現在の人間・社会・世界に対してどのような問いを投げ掛けているだろうか。

目次

第1部 資本主義と共同体(問題提起―没後二〇年の大塚久雄
資本主義と可能性としてのコモンウィール
近代資本主義とアソシエーション―永遠の希望と永遠の絶望
国民経済と経済統合
「ネーション」のとらえ方をめぐって―大塚久雄と内村鑑三 ほか)
第2部 大塚久雄が問いかけるもの(大塚史学から継承すべき課題
大塚久雄の「方法」をめぐって
『共同体の基礎理論』と日本前近代史研究
近代社会の「人間的基礎」と組織原理―小野塚報告に触発されて
国民経済論から国民経済の諸類型へ―大塚久雄の産業革命論 ほか)

著者紹介

梅津 順一 (ウメツ ジュンイチ)  
青山学院大学総合文化政策学部教授、学校法人青山学院院長。1947年生まれ。1978年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。経済学博士
小野塚 知二 (オノズカ トモジ)  
東京大学大学院経済学研究科教授。1957年生まれ。1987年東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学、博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)