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中国ジェンダー史研究入門

出版社名 京都大学学術出版会
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-8140-0124-8
4-8140-0124-X
税込価格 3,850円
頁数・縦 486P 21cm

商品内容

要旨

中国の長い歴史とともに変化したジェンダー秩序の変遷過程をダイナミックに描く。社会の父系化、ジェンダー規範の強化、そして社会主義をへて改革開放の大変動まで。家族、労働、ナショナリズム、身体、LGBTなど今日的な研究視点を網羅し、中国ジェンダー史研究の全体像を初めて伝える。初学者から隣接分野まで必携の研究入門。

目次

はじめに 中国史におけるジェンダー秩序(ジェンダー史とジェンダー主流化
中国女性史から中国ジェンダー史へ
中国ジェンダー史共同研究と中国ジェンダー史のいくつかの論点
残された課題)
第1編 通時的パースペクティブ(先秦〜隋唐 古典中国―父系社会の形成
宋〜明清 伝統中国―ジェンダー規範の強化
近現代中国―変容するジェンダー秩序)
第2編 中国ジェンダー史上の諸問題(中国古代の戸籍と家族
「才女」をめぐる視線
中国医学における医療・身体とジェンダー
中国におけるフェミニズムと女性/ジェンダー研究の展開)

著者紹介

小浜 正子 (コハマ マサコ)  
日本大学文理学部教授、(公財)東洋文庫研究員
下倉 渉 (シモクラ ワタル)  
東北学院大学文学部教授
佐々木 愛 (ササキ メグミ)  
島根大学法文学部教授
高嶋 航 (タカシマ コウ)  
京都大学文学研究科准教授
江上 幸子 (エガミ サチコ)  
フェリス女学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)