• 本

〈越境〉の時代 大衆娯楽映画のなかの「1968」

出版社名 彩流社
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-7791-2437-2
4-7791-2437-9
税込価格 2,750円
頁数・縦 260P 19cm

商品内容

要旨

「1968年」は世界の若者たちの意識が連動した時代だった!大衆娯楽映画に内包されたこの時代の「課題」を取り出し、それを問い直し、いまなお持続する「問い」として真正面から思考する。

目次

第1章 愛は国家を刺し貫くか―浅丘ルリ子の『執炎』 監督・蔵原惟繕
第2章 作為されたヒロシマのイメージを超えて―『その夜は忘れない』 監督・吉村公三郎
第3章 映画と「昭和史」を解体する爆笑喜劇―『グラマ島の誘惑』 監督・川島雄三
第4章 「知」の権力性を暴く―『偽大学生』 監督・増村保造
第5章 映画が作った「労働者」イメージを超えて―『嵐を呼ぶ十八人』 監督・吉田喜重
第6章 戦後世界とポスト植民地主義戦争―『男の顔は履歴書』 監督・加藤泰

著者紹介

小野沢 稔彦 (オノザワ ナルヒコ)  
1947年、埼玉県生まれ。映画・プロデューサー、監督、脚本、批評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)