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ハリウッド映画と聖書

出版社名 みすず書房
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-622-08677-2
4-622-08677-8
税込価格 5,280円
頁数・縦 430,29P 20cm

商品内容

要旨

ピューリタンが創建した国アメリカで、あまたある映画が聖書を利用してきた。神と人と宇宙のドラマが社会を映し出す。聖書学者が映画から読み解く文化の深層。

目次

前口上・聖書映画というジャンル―「幻をもとめて」
第1部 映画のかたちをとった聖書(旧約叙事詩映画―「記されたとおり」
銀幕のイエス―「艇は主を見ました」
古代活劇映画とキリスト教―「すべての民をわたしの弟子にしなさい」
叙事詩映画と寓喩―「イエスならどうなさるか?」)
第2部 映画の中の聖書(現代的な見かけの旧約聖書―「子や孫にも語り伝えなさい」
キリスト的人物像の映画―「人の子のような方」
映画と道徳―「公義、ただ公義をのみ追求しなさい」
破壊と救済―「その時には」)
結び 映画と超越―「わたしの心は喜び、魂は躍ります」

著者紹介

ラインハルツ,アデル (ラインハルツ,アデル)   Reinhartz,Adele
聖書学者。トロント大学にて学士号(宗教学)、マクマスター大学にて修士号ならびにPh.D.取得。トロント大学准教授、マクマスター大学教授、ウィルフリッド・ローリエ大学教授を経て、オタワ大学古典宗教学研究科教授。カナダ聖書学会では1997年度に会長を務め、2003年聖書文芸学会「助言者」賞、2004年ロックフェラー財団「ベッラージョ」レジデンス、2016年ボストン・カレッジ・コルコラン研究所客員議長。2005年よりカナダ王立協会会員
栗原 詩子 (クリハラ ウタコ)  
1973年、東京生まれ。音楽学・映画学を専攻。東京藝術大学にて学士号・修士号(音楽学)、九州大学にて博士号(芸術工学)を取得。九州大学助教を経て、西南学院大学国際文化学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)