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患者の心を誰がみるのか がん患者に寄り添いつづけた精神科医・丸田俊彦の言葉

出版社名 岩崎学術出版社
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-7533-1132-3
4-7533-1132-5
税込価格 1,980円
頁数・縦 184P 19cm

商品内容

要旨

あなたと共にいる―40年間がん患者の心と向き合い、自らも肺がんを患いながら、最期まで患者に寄り添った精神科医が語った20の言葉。

目次

第1章 悩める人といつも共にいること―丸田俊彦が語った20の言葉(答えがほしい
「わかった」と心の中で思ったときに努力が止まる ほか)
第2章 患者の心を誰がみるのか(メイヨー・クリニックでの三十二年間の臨床体験から
自らががん患者となって考えたこと)
第3章 チームで患者の心をみる(器に魂が入った瞬間
ブレストセンターが担うもの ほか)
第4章 グループ・カウンセリングで患者の心をみる(キャンサーリボンズで行われたグループ・カウンセリング
カウンセリングの意味・意義 ほか)
第5章 サイコセラピストとして患者の心をみる(グループ・カウンセリング―丸田先生の存在の意義
患者になること―人の心に敏感になる体験)

著者紹介

岡山 慶子 (オカヤマ ケイコ)  
1967年3月金城学院大学文学部社会学科卒業。1967年4月株式会社朝日広告社入社。調査部門にてメディアの特性分析や読者の心理などを研究。1986年株式会社朝日エルを設立、代表取締役社長に就任。保健・医療・福祉・女性支援などをテーマに社会貢献とビジネスの融合を図る。2000年米国ミシガンにあるアクイナス大学のサステイナブルビジネスコースと提携し、持続可能な社会を担うマーケティング活動を会社の方針とする。2006〜2014年共立女子短期大学社会心理学教室非常勤講師。株式会社朝日エル会長。NPO法人キャンサーリボンズ、NPO法人“仕事と子育て”カウンセリングセンター各副理事長。認定NPO法人乳房健康研究会、NPO法人日本持続発展教育(ESD)推進フォーラム各理事。一般社団法人ニュートリション推進会議こどもの健康づくり委員会ほかの理事・評議員をつとめる
中村 清吾 (ナカムラ セイゴ)  
東京生まれ。1982年千葉大学医学部卒業後、聖路加国際病院外科にて研修。1993年同病院情報システム室長兼任。1997年M.D.アンダーソンがんセンターほかにて研修。2005年同病院ブレストセンター長(初代)・乳腺外科部長。2006年聖路加看護大学臨床教授兼務、日本赤十字看護大学非常勤講師。2010年昭和大学医学部外科学講座乳腺外科部門教授、昭和大学病院ブレストセンター長、臨床遺伝医療センター長兼務。2014年徳島大学客員教授。2016年天津医科大学客員教授
森 さち子 (モリ サチコ)  
1991年慶應義塾大学社会学修士課程修了。1993年慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室助教。2008年学術博士(慶應義塾大学)。2009年慶應義塾大学総合政策学部准教授。同大学医学部精神・神経科学教室兼担准教授。慶應義塾大学総合政策学部教授。同大学医学部精神・神経科学教室兼担教授。放送大学客員教授。サイコセラピー・プロセス研究所副所長。臨床心理士。日本精神分析学会認定心理療法士・スーパーバイザー。日本園芸療法学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)