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モラリア 12

西洋古典叢書 G103

出版社名 京都大学学術出版会
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-8140-0098-2
4-8140-0098-7
税込価格 3,960円
頁数・縦 370P 20cm
シリーズ名 モラリア

商品内容

要旨

いわゆる「倫理論集」の一部をなす本分冊には、月面に人の顔が現われるという事象、冷たさの原理性、水と火の有益性などをめぐり、きわめてさまざま学説が紹介・検討される自然学的著作3篇に加え、動物は理性や徳性を持つのかという問題、人間に対する動物の優位性、肉食の是非などが、いずれも反ストア派的な傾向を基調に論じられる動物学的著作3篇を収録する。

目次

月面に見える顔について
冷の原理について
水と火ではどちらがより有益か
陸棲動物と水生動物ではどちらがより賢いか
もの言えぬ動物が理性を用いることについて
肉食について

著者紹介

三浦 要 (ミウラ カナメ)  
金沢大学教授。1958年山口県生まれ。1990年京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学。2005年京都大学博士(文学)。2009年十文字学園女子大学助教授、金沢大学助教授、准教授を経て現職
中村 健 (ナカムラ タケシ)  
大阪体育大学専任講師。1974年岐阜県生まれ。2005年京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学。2009年京都大学博士(文学)。2011年大阪体育大学非常勤講師を経て現職
和田 利博 (ワダ トシヒロ)  
関西大学非常勤講師。1971年京都府生まれ。2002年京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学。2006年京都大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)