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教養教育と統合知

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-13-016035-3
4-13-016035-4
税込価格 3,630円
頁数・縦 275P 21cm

商品内容

要旨

従来の教養教育論のレベルを超えて、「専門教育との相互連関」や、タコツボ的な学問状況を突破する「統合知」という観点から、18名の著名な論者が4部構成で教養教育を包括的・多面的に論じ合い、人間論・存在論や現代社会の重要なテーマを、「統合的教養」という観点から考察。

目次

第1部 教養教育を再考する(「教養」のための弁明
新しいリベラルアーツを求めて ほか)
第2部 統合的教養教育をめざして(後期教養教育と統合学―リベラルアーツと知の統合
新学部創設と社会問題アプローチ―「教養」としての統合知を目指して ほか)
第3部 人間存在の統合知(教養教育における公共哲学の統合的役割―シュライエルマッハー的アプローチ
ホワイトヘッドの教育論―古典教育と科学教育の統合 ほか)
第4部 現代社会の課題と統合的教養―原子力、グローバル資本主義、IT社会(現代社会とエネルギー(原子力)問題―その統合学的考察
グローバル資本主義と主流派マクロ経済学の抱える問題性―政治経済学的志向の必要性 ほか)

著者紹介

山脇 直司 (ヤマワキ ナオシ)  
1949年生まれ。統合学術国際研究所長・理事、星槎大学副学長、東京大学名誉教授。専門分野:哲学、公共哲学、社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)