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社会が現れるとき

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-13-050192-7
4-13-050192-5
税込価格 4,180円
頁数・縦 409P 20cm

商品内容

要旨

“社会”が存在すること、への疑い。社会学の中心には、社会がごく自然に存在してしまうことへの違和感や驚きがある。現在の社会学は何を、どのように論じているのか?―気鋭の研究者たちによる現代社会学の最前線。

目次

「都市」をあることにする
空間の自由/空間の桎梏―都市空間への複数のリアリティ
近代日本における地位達成と地域の関係―戦前期生まれ著名人の中等教育歴が語るもの
「商売の街」の形成と継承
誰が自治体再編を決めるのか―「平成の大合併」における住民投票の再検討
「素人」の笑いとはなにか―戦後日本社会とテレビが交わるところ
でも、社会学をしている
社会が溶ける?―日韓における少子高齢化の日常化とジレンマ
境界としての「思想」―歴史社会学的試論
想像のネットワーク―シベリア・極東ユダヤ人におけるアイデンティティのアウトソーシング
映画に社会が現れるとき―『ステラ・ダンス』(1937)の言語ゲーム
自己産出系のセマンティクス―あるいは沈黙論の新たな試み
社会は現れる―一つの解題として

著者紹介

若林 幹夫 (ワカバヤシ ミキオ)  
早稲田大学教育・総合科学学術院教授
立岩 真也 (タテイワ シンヤ)  
立命館大学大学院先端総合学術研究科教授
佐藤 俊樹 (サトウ トシキ)  
東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)