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汐見稔幸こども・保育・人間 子どもにかかわるすべての人に

Gakken保育Books

出版社名 Gakken
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-05-800916-1
4-05-800916-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 143P 26cm

商品内容

要旨

人とよい関係を作りたいなら、相手の中に「ないもの」ではなく「あるもの」を探すこと。わたしたちの中に「幸せ」のイメージがなければ、子どもの「幸せ」のために保育をしているのだ、とはいえません。自然も子どもも保育のことも、ありとあらゆることはいろいろな形で実はつながっている。子どもには自分から育っていこう、今の自分を超えていこうとする本性がある。子どもたちが描く形、選ぶ色の中にわたしたち人類が「美」だと思っているものの原型が隠れている。子どもたちが自分の人生の主役として光り輝けるように。新しい「指針」「要領」の大切なポイントも読んで納得の解説。

目次

巻頭対談 子どものことを話そう、そして世界の未来を考えよう。
子どもにかかわるすべての人へmessage
汐見稔幸が語る汐見稔幸―趣味は昔も今も「考えること」
夢を語り、小さな希望の蝋燭に火を灯す存在になれれば、うれしい。
新田が迫る「先生どう思う?」(「非認知能力=社会情動的スキル」
「指針・要領」が新しくなって…
保育における「教育」
「指針や要領」の10の姿 ほか)
NEXT AGEたの対談
保護者の悩みに答えます
汐見稔幸が語る汐見稔幸―お母さんを支えた少年時代から現在までいつも「考えること」のそばにいた

おすすめコメント

保育指針検討委員会座長、日本保育学会会長、汐見稔幸が保育、こどもの未来に関わるたくさんのテーマを保育関係者と共に語り合いこれからの保育、子育てを探る。著者のやわらかい口調と、わかりやすい解釈でこれからの「こども」を語るライブ感を一冊に集約。

著者紹介

汐見 稔幸 (シオミ トシユキ)  
1947年大阪府生まれ。東京大学教育学部卒、同大学院博士課程修了。東京大学名誉教授、日本保育学会会長。2018年3月まで白梅学園大学・短期大学学長。専門は教育学、教育人間学、保育学。2017年告示保育所保育指針改定時には、厚生労働省社会保障審議会児童部会保育専門委員会の委員長を務める。保育者と保護者の交流誌『エデュカーレ』編集長
新田 新一郎 (ニッタ シンイチロウ)  
1955年宮城県仙台市生まれ。プランニング開代表、アトリエ自遊楽校主宰。教育・子ども文化・まちづくりなどをテーマに「地域の感動をプロデュース」しているクリエイティブディレクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)