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病棟に頼らない地域精神医療論 精神障害者の生きる力をサポートする

出版社名 金剛出版
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-7724-1625-2
4-7724-1625-0
税込価格 3,960円
頁数・縦 279P 21cm

商品内容

要旨

精神科病棟から自由になったとき、街になにが起こり、人はどう変わるのか?「住む=生きる」を支える、「家族=環境」を支える、「ケア=サービス」の具体的な姿、「地域」を耕す、「ひと」を育てる。医療者・当事者・家族によるグラスルーツの実践と経験が結集された5つのセクションで、来たるべき地域精神医療を読み解く必携ガイド!

目次

第1部 序章(病棟がなくなった浦河の衝撃と展望)
第2部 総論(病棟に頼らない地域精神医療
海外・国内の調査研究から見る地域精神医療の現状)
第3部 各論(「住む=生きる」を支える
「家族=環境」を支える
「ケア=サービス」の具体的な姿
「地域」を耕す
「ひと」を育てる)
第4部 終章(来たるべき「病棟に頼らない地域精神医療」)

著者紹介

伊藤 順一郎 (イトウ ジュンイチロウ)  
メンタルヘルス診療所しっぽふぁーれ。千葉大学医学部卒。旭中央病院精神科、千葉大学医学部精神科、国立精神・神経センター(現国立精神・神経医療研究センター)精神保健研究所社会復帰研究部部長を経て、現職。2003年に研究事業としてACT‐Jを立ち上げ、現在はNPO法人リカバリーサポートセンターACTIPSの理事として、活動を支える。そのほか、ACT全国ネットワーク代表幹事や、当事者の視点を活動の中心に据えるNPO法人地域精神保健福祉機構(通称・コンボ“COMHBO”)の共同代表理事なども務める
小林 茂 (コバヤシ シゲル)  
学校法人北海道キリスト教学園光の園幼稚園園長、医療法人社団楽優会札幌なかまの杜クリニック心理士、日本キリスト教団幌泉教会牧師、社会福祉法人はばたき福祉事業団北海道支部HIV派遣カウンセラー、医療法人静和会石井病院非常勤心理士、大学非常勤講師などを兼務。牧師を務めながら名古屋市精神保健センター電話相談員、知的障害者授産施設非常勤生活支援員、児童養護施設非常勤心理療法担当職員、浦河赤十字病院嘱託心理士、浦河べてるの家べてる生活サポートセンター管理者兼サービス管理責任者を経て、現職。南山大学文学研究科博士課程満期退学。日本福祉大学大学院社会福祉研究科心理臨床学科修了。修士(文学・臨床心理学)
佐藤 さやか (サトウ サヤカ)  
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所地域・司法精神医療研究部臨床援助技術研究室長。精神・神経科学振興財団リサーチレジデント、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所社会復帰研究部常勤研究員、同精神保健相談研究室長を経て、現職。日本精神障害者リハビリテーション学会理事。博士(人間科学・早稲田大学)。臨床心理士、精神保健福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)