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虚像の西郷隆盛虚構の明治150年 明治維新という過ち 完結編

講談社文庫 は112−3

出版社名 講談社
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-06-511829-0
4-06-511829-8
税込価格 946円
頁数・縦 477P 15cm

商品内容

要旨

赤報隊を組織して冷酷に討幕戦を闘い「官」の中枢に成り上がり、十年後に西南の役で「賊」となり、死後再び「官」に祭りあげられた薩摩藩士・西郷隆盛。「官」と「賊」、すなわち正義と悪を往復した、明治維新という過ちを語るに不可欠な人物の本性とは?西郷を通して維新の本質を総括する、シリーズ完結編!

目次

はじめに グランドデサインの描けない社会は崩壊する
第1章 「明治百五十年」という虚構の歴史
第2章 火の国 薩摩
第3章 嫌われ者西郷と島津斉彬
第4章 「軍好き」西郷の幕末動乱
第5章 明治復古政権の成立と腐敗
第6章 西南の役
あとがきに代えて 明治百五十年、琉球と沖縄が訴えるもの

おすすめコメント

なぜ明治維新政府は世紀の反逆者を「大西郷」に祭り上げたのか?西南戦争の秘められた真相は?長州政権に抗して死した男の本当の姿。

著者紹介

原田 伊織 (ハラダ イオリ)  
作家。歴史評論家。京都市生まれ。大阪外国語大学卒。広告代理店でマーケティング・プランニング、コピーライティングやTBS系列「赤いシリーズ」などの番組企画に携わる。2005年私小説『夏が逝く瞬間』(河出書房新社)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)