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怪談牡丹燈籠・怪談乳房榎

角川ソフィア文庫 F122−2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-04-400342-5
4-04-400342-4
税込価格 1,056円
頁数・縦 414P 15cm

商品内容

要旨

こまげたの音高くカランコロンカランコロンと…江戸は根津の清水谷に住む、若い美男の浪人・萩原新三郎のところへ、旗本の娘、お露と女中のお米が毎夜通ってくる。新三郎が悪い女に騙されては困ると、家来同様の伴蔵が、ある晩、新三郎の家を覗いてみると、彼が楽しげに語らうのは2人の「幽霊」であった。お露と新三郎の悲恋の結末とは!?落語の神様による怪談嘲の最高傑作。他に「怪談乳房榎」を収録。

おすすめコメント

「こまげたの音高くカランコロンカランコロンと……」円朝の代表作! 「こまげたの音高くカランコロンカランコロンと……」。天保年間、牛込の旗本の家に起こった実話を加え創作した、三遊亭円朝の代表作。怖いだけのホラーにあきた方に最適の名作。

著者紹介

三遊亭 円朝 (サンユウテイ エンチョウ)  
1839〜1900。初世。幕末から明治の落語家。江戸生まれ。本名は出淵次郎吉。2代三遊亭円生に入門、17歳で真打となり円朝を名乗る。大道具・鳴り物入りで芝居嘲を演じて人気を博したが、のちに素嘲に転向した。近代落語の祖とも呼ばれる。「真景累ケ淵」「怪談牡丹燈籠」「塩原多助一代記」など、芝居嘲・怪談嘲・人情嘲を自作自演した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)