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黒潮文明論 続

海の民の遙かなる旅

出版社名 彩流社
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-7791-2502-7
4-7791-2502-2
税込価格 3,080円
頁数・縦 293P 20cm
シリーズ名 黒潮文明論

商品内容

要旨

奄美・徳之島生まれの著者が探究する日本の基層!黒潮とその大自然と、そのなかで生きる人間が作り出す文化と伝統には味と力があることが明かされる。黒潮が洗う島々の風俗、文化、言語、食などとともに、元総務省政策統括官、元日本郵政公社常務理事などを歴任した著者が、黒潮に洗われる島々、そして日本国家を守るために職を賭して郵政民営化に反対する理由も開示され、新自由主義の闇の一端を言及・追求した考察も多数収録。

目次

山形健介著「たぶのき」の蘊蓄
日本語と世界言語への可能性
南西諸島から観る島嶼防衛の要諦
わが郵政民営化反対の原点
小琉球徳之島一周記
郵政民営化を狙う者の正体
日本郵政は公営に復古せよ
「船は出てゆく想い出残る」
暴走する支那と反支気運の顕在化
滝王子稲荷神社境内のタブノキ〔ほか〕

著者紹介

稲村 公望 (イナムラ コウボウ)  
昭和22(1947)年生まれ。奄美・徳之島出身。東京大学法学部卒。1972年、郵政省入省、フレッチャースクール修士、八女郵便局長、1980年、在タイ王国日本大使館一等書記官。通信政策局国際協力課長、郵務局国際課長、総務省政策統括官(情報通信担当)、日本郵政公社常務理事を歴任。2012年10月1日「日本郵便」副会長、2014年3月、同社を辞任。中央大学大学院公共政策研究科客員教授等を歴任。現在『月刊日本』客員編集委員、岡崎研究所特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)