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フェインベルク子どものためのアルバム 中級1−中級2

New Edition

出版社名 音楽之友社
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-276-41635-2
4-276-41635-3
税込価格 1,430円
頁数・縦 39P 31cm

商品内容

要旨

傑出した資質と能力により20世紀ソヴィエト楽壇で最も際立った音楽家となったフェインベルク。彼の音楽は、二つとない独自性と伝統性を併せ持つ音楽文化遺産である。

目次

ロシアの歌
小雨が降る エチュード
アリア
夢の訪れ

未知なる小径
雲は漂う
小さなスケルツォ
ギリシャの歌
マルチェッロのカンタータより
昔のスタイルで
マルガリータ
メキシコの旋律
チュヴァシ民族の旋律(連弾)
ラプソディ(連弾)
バッハのオルガン前奏曲(連弾)
民族の踊り(連弾)

著者紹介

ブーニン,ヴィクトル (ブーニン,ヴィクトル)   Bunin,Victor
1936年、ロシア南西部のヴォロネジに生まれる。高名な作曲家であった父ウラディーミル・ブーニンの影響により音楽の世界に触れ、ピアノを学びはじめる。国立チャイコフスキー記念モスクワ音楽院でサムイル・フェインベルク教授の最晩年の高弟として薫陶を受ける。音楽院在籍中に全ロシア・ピアノコンクール(1961年)で第1位入賞を果たす。ソヴィエト国立響、モスクワ・フィル、モスクワ放送響などといったロシアの主要なオーケストラの定期演奏会のソリストを数多く務めたほか、旧ソ連諸国、ヨーロッパ諸国、アラブ諸国、北米、日本で演奏を行う。また、ロシアの名門レーベル“Molodiya”などに数多くの録音を残す。傑出したピアノ教育者としても知られ、母校・モスクワ音楽院、同附属専門音楽学校、シリア国立音楽院、レバノン国立高等音楽院などで教鞭を振るった。恩師フェインベルクの芸術遺産の紹介と研究の第一人者として高い評価を受け、そのピアノ作品の最も傑出した演奏者として多くの名演を残すのみならず、フェインベルクに関する伝記をはじめとした数々の著作、弟子や同時代の音楽家、文化人らによる回想録、論集などの編纂を手掛ける
秋場 敬浩 (アキバ タカヒロ)  
東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を首席で卒業。学内にてアリアドネ・ムジカ賞、安宅賞、アカンサス音楽賞、同声会賞受賞。その後、同大学院音楽研究科に進み、渡邊健二教授に師事。2015年に博士後期課程修了。サムイル・フェインベルクを研究主題としたリサイタルおよび学術論文をもって博士号(音楽)取得。大学院在籍中、国立チャイコフスキー記念モスクワ音楽院に留学。ミハイル・オレーネフ教授の薫陶を受け、2011年7月にデュプロマを得て同音楽院修了。また、モスクワにてヴィクトル・ブーニン氏に、イェレヴァン(アルメニア)にてアナヒト・ネルセシアン女史に師事。日本各地はもとより、ロシア、アルメニア、エストニアの主要都市でリサイタルを行う。また、各地の国際音楽祭への出演、オーケストラとの共演のほか、室内楽や声楽の分野にも積極的に取り組み、国内外第一線のアーティストと共演を重ねる。現在、東京藝術大学音楽学部、桜美林大学芸術文化学群非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)