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ライフ・オブ・ラインズ 線の生態人類学

出版社名 フィルムアート社
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-8459-1626-9
4-8459-1626-6
税込価格 3,080円
頁数・縦 317,24P 20cm

商品内容

要旨

世界から注目される人類学者、ティム・インゴルドのライフワーク「ライン学(=linealogy)」の到達点。結ぶこと、天候、歩くこと、成長すること、人間になること…見たことのない自由な発想で、この世界にさまざまなラインを見いだす。哲学、生態学、気象学、人類学の境界を踏み超えて自在に歩き回る、人類学者インゴルドの驚くべき「線」の探求の旅。

目次

第1部 結び目をつくること(ラインとブロブ
タコとイソギンチャク
対象のない世界 ほか)
第2部 天候にさらされること(つむじ風
道に沿った足跡
風‐歩行 ほか)
第3部 人間になること(人間であるとは一つの動詞である
人間発生論
行なうこと、経験すること ほか)

著者紹介

インゴルド,ティム (インゴルド,ティム)   Ingold,Tim
1948年生まれのイギリスの人類学者。1976年、ケンブリッジ大学で社会人類学の博士号を取得、1995年よりアバディーン大学にて教鞭を執る。哲学、社会学、生態心理学、芸術学、考古学、建築学など多様な領域をクロスオーバーする人類学研究を精力的に展開している
筧 菜奈子 (カケイ ナナコ)  
美術史研究者。2017年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。岡山大学、関西大学、関西学院大学、京都精華大学など非常勤講師
島村 幸忠 (シマムラ ユキタダ)  
煎茶家。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程在籍。日本学術振興会特別研究員(DC)。専門は美学・芸術学。京都造形芸術大学通信教育部及び岡山大学非常勤講師
宇佐美 達朗 (ウサミ タツロウ)  
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程。日本学術振興会特別研究員(DC2)。現代哲学専攻。2017年にUniversit´e Paris NanterreでMaster 2(Philosophie)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)