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フランシス・フォード・コッポラ、映画を語る ライブ・シネマ、そして映画の未来

出版社名 フィルムアート社
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-8459-1803-4
4-8459-1803-X
税込価格 2,310円
頁数・縦 225,4P 19cm

商品内容

要旨

『地獄の黙示録』『ゴッドファーザー』の巨匠は、映画のデジタル時代にいったい何を模索しているのか?コッポラ最後のプロジェクトと喧伝される「ライブ・シネマ」についての構想を通して、幼年時代における映画/テレビとの出会いから最先端技術との格闘に至るまで、アメリカ映画最大の巨匠のひとりF・F・コッポラの執筆した初の映画論!

目次

ワークショップの概念
オペラ、映画、テレビ小史
俳優たち、演技、リハーサル
ライブ・シネマの機材
セットとロケーション
来るべき恥辱―ウィスコンシン州マディソン
『ワン・フロム・ザ・ハート』の教訓
『リップ・ヴァン・ウィンクル』
ライブ・シネマのリアリズム
ライブ・シネマへの試行錯誤
残された課題
ライブ・シネマにおけるハプニング
そして、映画の未来

著者紹介

コッポラ,フランシスフォード (コッポラ,フランシスフォード)   Coppola,Francis Ford
これまで六つのアカデミー賞を獲得。代表作として主に『ゴッドファーザー』三部作と『地獄の黙示録』の監督として知られる。1939年、デトロイト州に生まれ、ニューヨーク州クイーンズで育つ。ホフストラ大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で演劇と映画を学びつつ、短編小説や戯曲を執筆。1970年、『パットン大戦車軍団』の脚本家としてオスカーを受賞、1970年代にはカンヌ国際映画祭ではパルム・ドールを二回、アカデミー賞では計十二回のノミネートのうち五回の受賞を果たし、フィルムメイカーとして、その十年間は史上かつていない成功を成し遂げたことは疑い得ない。現在は、劇場、映画、テレビを組み合わせた「ライブ・シネマ」と呼ばれる新しい形式での芸術に取り組み、この新しいメディウムにおける脚本の執筆を続けている
南波 克行 (ナンバ カツユキ)  
1966年、東京生まれ。慶應義塾大学卒業。映画批評。アメリカ映画を中心に研究・執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)